動画

動画を制作する際の基本的なステップ

動画をマーケティングに取り入れることは、デジタル時代の現代において非常に効果的な手段です。
視覚的で魅力的なコンテンツを発信することで、顧客や社会とのつながりを深め、ブランドの認知度を向上させることができます。
動画マーケティングに関しては、下記の記事もよかったらご確認下さい。

動画を使ったマーケティングの重要性

しかし、初めて動画を制作する場合、どのように始めれば良いのか迷うこともあるかもしれません。
今回は、動画を制作するにあたって基本的なステップについて解説していきます。

目次

1.目的と目標の明確化 〜効果的な動画を制作するための第一歩〜

動画制作に取り組む際、まず最初に行うべき重要なステップは、目的と目標の明確化です。
ただ漠然と「動画が良いって聞くから動画を作りたい」では、効果的な動画を制作することはできません。
まずは明確な目的と目標(ゴール)を設定することで、この先のステップで必要となる「誰に伝えたいか?」「何を伝えたいか?」といったことがはっきりしてきます。

動画を制作する目的は何でしょうか?
企業ブランドの認知度向上でしょうか?
それとも製品やサービスの説明を行いたいのでしょうか?
あるいは顧客からのエンゲージメントの高めたいのでしょうか?
こうやって目的が明確化することで、どのようなメッセージやストーリーが必要なのか、そしてどのような効果を得たいのかがわかってきます

次に具体的な目標を設定します。
目標は「売り上げを上げたい」「問い合わせを増やしたい」といった抽象的なものよりも、より明確な数字でかつ無理のない目標を設定することをおすすめします。
例えば、

  • 「問い合わせの件数を現状の月100件から月120件に増やす。」
  • 「商品の売り上げを現状よりも20%UPさせる。」

といった具体です。
こうすることで、制作段階から成功の指標を明確にし、効果的な動画を制作するための方向性を持つことができます。

また、目的と目標を明確化することは、プロジェクト全体の戦略やメッセージの統一にもつながります。
制作チームや関係者全員が共通の目的や目標を把握し、それに向けて協力することで、一体感のある動画を制作することができます。
統一されたメッセージは視聴者に響きやすく、ブランドのイメージを強化する効果も期待できます。

 

 

2.ターゲットの選定と分析 〜誰に向けて動画を制作するのか?〜

次のステップは動画のターゲットを決めることです。誰に向けて動画を発信するのかを明確にします。
その際に決めるターゲットは年齢や性別、地域、趣味・関心、購買行動などの要素に基づいて設定すると良いでしょう。
これにより、制作する動画の内容やトーン、伝えるメッセージなどを適切に設計することができます。

次に、ターゲットのニーズや要求を理解するために、データや様々な調査結果を活用してターゲットの分析を行いましょう。
市場調査や顧客インタビューやアンケート、ネットやSNSを使って調べるのも一つの手です。
そうやってターゲットの行動パターンや好み、ニーズを把握することで、彼らの求める情報や価値を提供するためのアプローチを見つけることができます。

さらに、競合他社の動画やマーケティング活動を分析することも重要です。
競合他社がどのような動画を制作し、どのような視聴者にアプローチしているかもぜひ一度調べてみましょう。
これにより、自社の動画制作の差別化や競争力を高めるためのヒントを得ることができます。

 

 

3.メッセージの決定 〜動画で何を伝えたいのか?〜

動画で発信するメッセージを決めることは、効果的な動画制作において重要なステップです。
明確なメッセージを設定することによって、視聴者に対して伝えたい情報や価値を的確に伝えることができます。

メッセージを決定する際には、以下のポイントに留意しましょう。

■目的に沿ったメッセージにする

上記で定めた動画の目的、ゴールに基づいてメッセージを決めます。
例えば、製品の特徴や利点を紹介することが目的であるならば、そこを明確に伝えられるメッセージを定めなければいけません。

■ユーザーのニーズに合わせる

ターゲットのニーズや要求を理解し、それに対応するメッセージを作りましょう。
彼らが何を求めているのか、どのような価値を提供できるのかを考慮し、メッセージを作り込んでいきます。

■簡潔で明快な表現にする

動画を視聴してもらうこと=視聴するユーザーの貴重な時間を使ってもらうこと、です。
映画のような映像表現とは違い、メッセージを簡潔かつ明快に表現することで、効果的に伝えることができます。
具体的なキーワードやフレーズを使用し、シンプルかつ魅力的なメッセージを作りましょう。

 

 

4.動画の構成(コンテ)を作る 〜ストーリーテリングを通じた魅力的な動画の構築〜

動画の構成(以下、コンテ)の作成は、魅力的な動画を構築するための重要なステップです。
コンテは、シーンごとに画像やイラスト、テキストを配置して動画の流れを視覚的に表現したものであり、効果的なストーリーテリングの基盤となります。

コンテを作成する際には、以下のポイントに留意します。
全てを押さえる必要はありませんが、伝えたいことをしっかり伝える為にも、ここでどういう表現を行っていくかを詰めることでより魅力的な動画コンテンツができることでしょう。
ただここまで来ると、かなり専門的な内容にもなってくるので内製で行っている企業は少なく、動画のプロに外注されている企業がほとんどになってきます。

■ストーリーの構造を考える

ストーリーを効果的に伝える基本としては、起承転結があります。
視聴者を引き込む力強い導入部から緊張感を持たせる展開、そして感動やインパクトを与える結末が必要です。

例えば「ヘアケアも行える高機能なドライヤー」があって、その魅力を伝える動画を作成したいとします。
この場合、
起…「髪のパサつき、痛み、気になりませんか?」 ヘアケアに関する悩みで問題提起
承…「髪の痛みの原因、、、実は〜」 髪の痛みの原因を伝えてさらに興味を引いてもらう
転…「そんな悩みがドライヤー解決できるんです!」 悩みを解決できる製品の提案
結…「このドライヤーを使って髪がキレイになりました!」 製品を使った結果の提示
といった感じです。

どこかで見たことあるような構成ではないでしょうか?
もちろん、起承転結が必ずしも正解ではありませんが、コンテ作成の際に意識することで、効率良くストーリーを考えられることでしょう。

■シーンの選択と配置

コンテでは、各シーンの選択と配置が重要です。
コンテ上でシーンのイメージや内容を明確にし、視覚的な流れや連続性を意識して配置しましょう。
シーンごとに必要な要素や人物、テキストなどを検討し、物語性や情報の伝達を最大限に引き出す配置を行うことが大切です。

■時間とリズムの考慮

動画によっては時間制約があったり、また無駄に長い動画は視聴者の離脱につながります。
ですのでコンテ上でのシーンの時間配分や映像のリズムにも注意が必要です。
各シーンの時間の長さの配分を考え、ストーリーのテンポや展開に合わせて適切なリズムを作り出しましょう。
また、カット割りやトランジションの使い方にも注意を払い、見やすさや視覚的な魅力を追求することも重要です。

■メッセージと目的の反映

コンテは、伝えたいメッセージや目的を反映させるためのツールです。各シーンがメッセージや目的に沿った内容を持ち、視聴者に対して効果的に伝えることができるようにしましょう。ストーリーボード上でのテキストやグラフィックスの配置によって、メッセージを効果的に伝えることができます。適切な言葉や表現を選び、視覚的な要素を駆使してストーリーを魅力的に構築しましょう。

■ビジュアルの表現

ストーリーボードでは、映像表現のイメージを具体化するためにビジュアル要素を活用しましょう。
今回の動画の目的を表現する為にはどういったビジュアルが必要か?
また、そういった素材は今手元にあるのか?ない場合は撮影するのか?
など、コンテを作成して整理することで、この後の必要な作業が明確になってきます。
またその際には動画の目的に応じたトーンマナーを考慮してコンテ上で表現することが大切です。

■効果や演出の追加

コンテは、効果や演出の追加にも活用できます。
例えば、シーンの中にトランジション効果やエフェクト、SE(効果音)、BGM(音楽)などを組み込むことで、動画に魅力と興味を与えることができます。コンテ上でこれらの要素を考慮し、映像の魅力を最大化しましょう。

 

 

5.スケジュールの策定 〜効率的な制作プロセスの為に〜

スケジュールの策定は、動画制作において効率的なプロセスを確立するために欠かせません。
これまでの段階で整理した情報やコンテを基に、具体的なスケジュールを立てることで、制作に携わる人たちが一体となって効率よく作業を進めることができます。

まず、制作の目標や納期を考慮し、全体のスケジュールを決定します。
その際には、各工程の所要時間やタスクの依存関係を考慮し、リソースの配分やタスクの割り当てを行いましょう。

さらに、スケジュールはある程度バッファを見て柔軟性を持たせることも重要です。
制作中に予期せぬ変更や修正が発生する場合がありますので、そのための余裕を持ってスケジュールを作成しましょう。
特に屋外でのロケの撮影がある場合は、天候に左右されますので、事前に予備日も用意しておいて「いつまでに天候判断するのか?」ということを決めておくのも重要です。
スケジュールに沿って進捗管理やコミュニケーションを行い、必要に応じてスケジュールの調整も行いながら、効率的な制作プロセスを維持していきましょう。

ー期限が決まっている場合は、先にスケジュールを決める

また今回はコンテの次のタイミングでスケジュール策定を入れてますが、動画を制作するとなると「〇〇までに公開したい」という期限が最初から決まっている場合も多いと思います。
そういった場合は、期限から逆算して編集→撮影→企画をスケジュールに落とし込んでいきます。
外部の制作会社に依頼する際は、その会社さんの方で各工程の目安となる期間は把握されていると思いますので、「動画を制作したい」となった際は最初にスケジュールのところから協力してもらうのもいいでしょう。

 

 

6.撮影の準備と実施 〜メッセージを伝えるビジュアルの重要性〜

ここまで来たらついに撮影、、、なのですが撮影を行うにあたっても事前の準備が必要になってきます。
具体的に決めていくこととしては

  • 撮影地(ロケーション)
  • 出演者(キャスト)や声優(ナレーター)
  • 撮影に必要な衣装や小道具

などです。
それぞれ詳しくご説明していきます。

■撮影地(ロケーション)の選定

撮影地(ロケーション)の選定は、動画制作において非常に重要です。
撮影環境は映像の雰囲気や物語性に大きな影響を与えます。
適切なロケーションを選ぶことで、ストーリーの舞台やキャラクターの背景をより魅力的に表現することができます。
また、ロケ先によっては撮影許可なども必要になってきますので事前に把握しておかないといけません。
特に撮影でドローンを使う場合は、山の中や私有地といった場所を除いてほとんどの場所での撮影に許可が必要になります。注意しましょう。
他にも、撮影スタジオを借りて撮影する場合に、スタジオの備品でないものは用意する必要があったり、場所によっては遠方で交通費がかかったり、前乗りが必要で宿泊費がかかったり、いくら魅力的な場所でも予算の都合がありますので、そこを考慮してロケ先を選定していきましょう。
時間と予算が許されるのなら、実際にその場所にロケハン(ロケーションハンティング)に行くことで、用意しないといけないものが把握できたり、テストシューティングをして、カメラのアングルなどを事前に固めておくことができます。

■出演者(キャスト)や声優(ナレーター)の選定

動画をより魅力的なものとする為にも、出演者(キャスト)やナレーションが必要なら声優(ナレーター)も決めておかないといけません。
しっかり企画にあったキャストやナレーターを選ぶことで、視聴者に感情的なつながりを与え、ストーリーの魅力を引き立てる役割を果たします。
以下のポイントに注意しながら、魅力的なパフォーマンスを引き出すキャストや声優を選ぶことが重要です。

・イメージに合ったキャストを選ぶ

イメージに合った候補者を見つけるために、コンポジを使っての書類審査や、必要に応じてオーディションを実施して審査を行います。
スチール撮影と違い動画の場合は動きの中での表情や仕草がとても重要になってきますので、オーディションが実施できない場合でも、動画でオーディションを行ったり、最近だとzoomなどを使ってオンラインでオーディションを行うこともできます。
そうやって動画のテーマやキャラクターとの一致度を確認しましょう。

・求めている表現ができるナレーターを選ぶ

ナレーターの場合は、サンプルボイスを送ってもらい、候補者の表現力や声の質を確かめます。
キャラクターの特徴や感情を的確に表現できる声優を選ぶことが重要です。
またナレーターに関しては、撮影時には決まってなくても大丈夫ではありますが、仕上がりのイメージが撮影前に共有しやすい為、この段階で決めておく方がベターです。

・コミュニケーションが取りやすいキャストを選ぶ

キャストや声優とのコミュニケーションも大切です。
彼らとの相性や意思疎通の良さを考慮し、共同作業がスムーズに進められるかどうかを判断しましょう。

・予算やスケジュールを考慮する

予算が潤沢にあるならば、有名タレントを起用しての動画制作なども行えますが、大型のTVCMなどでない限り、そういったケースは稀だと思います。
基本的には、予算の制約や制作期間に応じて、最適なキャストや声優を選びましょう。

このように、キャストや声優の選定は動画制作の重要なステップです。
適切な人材を選ぶことで、動画作品の魅力を最大限に引き出し、視聴者に深い印象を与えることができます。
場合によっては既存の素材を使って動画を制作することもありますが、予算や時間が許すのであれば、企画に合わせて撮影することをお勧めします。

■撮影に必要な衣装や小道具の準備

撮影において、適切な衣装や小道具を準備することも忘れてはなりません。
これらは視覚的な要素を通じてストーリーを補完し、キャラクターやシーンの雰囲気を表現する役割を果たします。

以下に、撮影に必要な衣装や小道具の準備についてのポイントをご紹介します。

・ストーリーやキャラクターに合った衣装の選定

衣装はキャラクターの個性や役割を表現する重要な要素です。
衣装は時代背景やストーリーの設定にも適合している必要があります。
適切な衣装を選ぶためには、動画内のキャラクターの特性を把握し、それに合った衣装を選ぶことが大切です。
極端な例で言うと、休日のシーンなのに服装がスーツだったり、ビジネスのシーンなのにすごくフリフリなドレスを着ている、違和感を感じますよね?
そうならないように、スタイリングを決めていきましょう。

・小道具の選定と準備

シーンの設定や目的に応じて、適切な小道具を用意する必要があります。
小道具はストーリーの一部として視覚的に効果を発揮し、シーンのリアリティや雰囲気を高める役割を果たします。
例えば、キャンプのシーンだったらテントや焚き火台、キャンプ用のチェア、ランプ。他にもミニバンなど大きめの車があると、よりそのシーンをリアルに演出できかもしれません。
こうやって小道具の選定には細部にまでこだわることで、ビジュアルが見違えるほど変わってきます。

・プロのスタイリストの活用

衣装や小道具の準備には専門知識や経験があるに越したことはありません。
その為にも、プロのスタイリストに依頼することも有用な手段です。
スタイリストも人によって衣装のスタイリストや撮影用の小道具のスタイリスト、あるいはその両方をできる方など様々です。
他にもプロのヘアメイクも入れることで、より人物をイメージにあったビジュアルで表現することが可能です。
こうやってプロの力を借りることで動画のクオリティは大きく上がりますので、予算が許されるのなら、プロのスタイリストやヘアメイクを入れることをおすすめします。

・プロジェクトの予算とスケジュールへの配慮

衣装や小道具の準備には予算とスケジュールの管理が欠かせません。
予算内で必要な衣装や小道具を調達するためには、事前のリサーチやオプションの検討が重要です。

 

 

7.ポストプロダクション作業を行う 〜編集の力で動画を魅力的なものに〜

ポストプロダクション作業は、動画制作の最後の重要なステップです。
ここでは、撮影した映像素材を組み立て、編集によってストーリーを形成し、魅力的な動画を仕上げます。
編集の力は、映像のリズムやテンポ、シーンのつなぎ方、効果音や音楽の組み合わせなど、視聴者の感情を引きつける要素を作り出すために必要不可欠な要素です。

編集作業では、まず撮影した映像素材を選別し、最良のショットを選びます。
次に、それらのショットを順序立てて組み合わせ、シーンの流れやストーリーテリングに沿った編集を行います。
また、トランジション効果やエフェクトを使用して、シーンの切り替えをスムーズにし、視覚的な魅力を追加します。

さらに、編集作業では音声の編集や音楽の追加も行います。
音声のクリアリティを高めたり、必要な場面での効果音を挿入したりすることで、視聴者の没入感を高めます。
映像の雰囲気や伝えたいメッセージに合った音楽を選ぶことで、動画の印象を大きく左右します。

そしてポストプロダクション作業で欠かせないのが、カラーコレクション・カラーグレーディングです。
映像の色味や雰囲気を調整して世界観を作り出すことで、感情表現や品質向上、さらには視聴者に強い印象を与える動画に仕上がります。

制作する人や会社によって違いますが、最初の編集段階で上記の作業を全て行うことは少なく、最初の試写の段階では

  • カット編集
    撮影した映像素材を基に、ショットの順序やシーンの編集を行います。
  • シーンのタイミング調整
    シーンの長さやタイミングを調整し、ストーリーテリングやリズム感を確認します。
    必要に応じてシーンの追加や削除が行われます。
  • エフェクトとトランジションの追加
    基本的なエフェクトやトランジション効果を追加し、ショット間のスムーズな移行や映像の演出を試します。
  • 簡易的な音声編集
    音声の音量調整やノイズ除去など、簡単な音声編集を行って、主要な音声のバランスや品質を確認します。
  • タイトルとキャプションの追加
    タイトルやキャプションのデザインやテキストを仮置きし、映像に適切に組み込まれているか確認します。

といった基本的な作業を行って確認するケースが一般的ではないでしょうか。
もちろん、これはあくまで一例ですので、具体的な作業範囲はプロジェクトや制作の進行状況によって異なります
最初の試写では、まだ完全な仕上がりではなく、編集段階の途中経過を確認するためのものです。
編集の方向性や全体の流れ、映像や音声の基本的なバランスを確認し、必要な修正や追加の指針となる情報を得ることが目的です。
その後、フィードバックや意見をもとに、さらなる調整や編集作業を進めていきます。
そうやって動画の編集が完成すれば、掲出する先に合わせたフォーマットで書き出せば動画が完成します。
(こうやって編集が完了して書き出したデータを「完パケ(完全パッケージの略)」という呼び方をします)

ー動画の編集を外部に委託する際に注意すること

動画の編集を外部に委託する際は、スケジュールに基づいてどういう形で編集を進めるのかは事前に確認しておきましょう。
そうすることで、無駄な修正作業が増えて制作費が予想外に上がってしまう、といったケースを未然に防ぐことができます。
また最近は編集するソフトの性能が上がったことで、多くの作業が1つの会社で完結することが可能になっていますが、音や色の調整はまだまだ経験や技術が必要な作業になってきます。
ですので、その会社さんがどこまで作業を行えるのか?また行える場合、どの程度のクオリティの作業が行えるのか?ということも事前に確認しておいた方がいいでしょう。
(弊社も基本的には編集作業を社内で完結しますが、TVCMなど音の基準がシビアなものに関しては、外部のポストプロダクションに協力してもらって音の調整を行ってもらうことがあります)

ポストプロダクション作業は、企画した動画の魅力を引き出す大切な工程です。
緻密な編集と音響の調整によって、動画は完成度を高め、視聴者に強い印象を与えることができます。
編集の力を駆使して、素晴らしい動画作品を生み出しましょう。

 

 

一筋縄ではいかない動画制作

いかがでしたでしょうか?
今回は動画を制作する際の基本的なステップ、ということで、少し長めの内容になりました。
必ずしも全てを網羅する必要はありませんが、動画を制作する際の参考になれば幸いです。

もし、ここに書いてあることが一通りできるのであれば、あなたは立派な動画制作者と言えるでしょう。
ですが、制作部署を持たない企業がこちらを全て内製でまかなうことは難しいのではないかと思います。
そうなると外部の制作会社に依頼することになりますが、その際には是非、弊社にもお問い合わせ下さい。

株式会社K.OFFICEでは10年以上の広告業界の経験で100社以上の企業さまのお手伝いをしてきたディレクターが御社の動画制作のお手伝いを致します。
例えば今回ご紹介した内容も一からお手伝いすることが可能です。
まずはお気軽にご相談下さい。

 

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