動画

WEBサイトのファーストビューに動画を入れるメリットとデメリット

こんにちは。株式会社K.OFFICEの奥休場です。

近年、自社のWEBサイトのコンテンツに動画を取り入れる企業が増えています。
あなたも様々なWEBサイトを訪問して、動画を見る機会が増えたのではないでしょうか?

その中でも特に、WEBサイトのファーストビューに動画を入れることで、訪問者にインパクトを与え、興味を興味を惹くことができます。
しかし、動画を使用することにはメリットだけでなく、デメリットも存在します。
今回は、WEBサイトのファーストビューに動画を入れるメリットとデメリットを解説し、より効果的な動画利用のためのポイントを紹介します。

あなたのWEBサイトのファーストビューに動画を入れることを考えられているのでしたら、ぜひ、参考にしてください。

WEBサイトのファーストビューに動画を入れるメリット

 

1.訪問者の注意を引くことができる

WEBサイトを見て驚く人
WEBサイトのファーストビューに動画を入れることで、静止画やテキストよりも訪問者の注意を引きやすくなります。
動画は、視覚的で聴覚的な刺激を与えることができるため、人々の心を惹きつけ、興味を持たせることができます。
実際、あなたもWEBサイトを開いた際に動画が出てきて、続きが気になって、その動画を見続けた経験はないでしょうか?
その行動が、ユーザーが訪れた際の滞在時間の増加にもつながってきます。
1セッション(訪問)あたりの滞在時間が長いサイト=優秀なサイト、という評価を得やすい為、SEOに関しても効果があります。
そのため、WEBサイトのファーストビューに動画を配置することで、訪問者が滞在時間を延ばし、あなたのWEBサイトのコンテンツを見る人が増えることが期待できます。

 

2.ブランドのアイデンティティを表現できる

ブランディング
動画は映像と音声を組み合わせることができるため、ブランドのアイデンティティを効果的に表現することができます。
例えば、企業ロゴや商品画像を取り入れることで、視聴者にブランドの認知を促すことができます。
またストーリー性のある動画を制作することで、ブランドのストーリーを伝えることもできます。

 

3.SEO対策としても効果が期待できる

SEO対策を考える
Googleは、ファーストビュー判定のアルゴリズム「ページレイアウトアルゴリズム」の改善を繰り返しています。
この「ページレイアウトアルゴリズム」は、ファーストビュー領域にページ独自のコンテンツが無ければ評価を下げるといった判定をするものですが、主にアフィリエイトサイトにおいて、サイトに訪問してきたユーザーが望んでいない広告ばかり見せられるといった問題を解決するため、導入されたと言われています。
ファーストビューに求められるのは、「ユーザーにとって有益なコンテンツ」です。
ユーザーの興味を惹くことができる、内容が伝わりやすい動画をファーストビューに配置することで、検索ユーザーが訪れたWEBサイトがどういったWEBサイトかわかりやすく伝える事ができ、それがSEO対策にもなります。
Googleからの評価が上がれば、あなたのサイトの検索順位も上がりやすくなりますので、新規で訪れるユーザーが増えることにつながっていきます。

 

WEBサイトのファーストビューに動画を入れるデメリット

 

1.読み込み時間の増加

読み込みが長くてイライラする人
動画は大量のデータを含んでいるため、WEBサイトのファーストビューに動画を入れることで読み込みに時間がかかることがあります。
このため、ユーザーがサイトにアクセスした際に、ユーザーの通信環境によっては動画が読み込み中の状態が続き、ユーザーはサイトを離れる可能性があります。
また、Googleはユーザーエクスペリエンス(UX)を非常に重視しています。
読み込みが長いページ=UXが低いページ、と評価され、Googleの検索順位を下げる可能性もあります。
ですので、動画のサイズや再生時間などを適切に調整し、ユーザーがストレスなくサイトを閲覧できるようにすることが重要です。

サイトの表示速度は、様々なツールを使って計測や改善を行うことが可能ですので、必ず活用しましょう。

・ツール例 Google PageSpeed Insights(ページスピードインサイト)
Google PageSpeed Insights(ページスピードインサイト)は、ページスピードを総合的に評価するWebツールです。
画像や要素ごとの具体的な改善方法を調査することができます。

Google PageSpeed Insights|株式会社K.OFFICR

https://pagespeed.web.dev/

 

2.再生ができない場合の問題

スマホを片手に頭を抱える人
WEBサイトのファーストビューに動画を入れる場合、再生できないなどの問題が発生することがあります。
例えば、ユーザーのブラウザに必要なプラグインがインストールされていない場合や、ユーザーのインターネット接続が不安定な場合などです。
また動画の再生に必要なデータ量が多いため、ユーザーのデバイスが古くて処理能力が低い場合も動画の再生がスムーズに行われないことがあります。

これらの問題に対処するためには、動画を再生するためのプラグインがインストールされているかどうかを確認したり、動画の再生に必要なデータ量が少ないフォーマットを使用することが重要です。
また動画の再生ができない場合には、代替案として静止画像やテキストを表示することで、ユーザーに情報を提供することができます。

 

3.自動再生によるユーザー体験の悪化

うるさくて耳を塞ぐ人
WEBサイトのファーストビューに動画を入れる場合、自動再生するように設定している場合がほとんどでないでしょうか。
しかし自動再生はユーザーにストレスを与える可能性があります。
例えばユーザーがサイトにアクセスした際に、大きな音が勝手に再生された場合、ユーザーにとっては不快な体験になることがあります。
そのため、動画を自動再生する場合には、サウンドをオフにするなどの工夫が必要です。

 

 

いかがでしょうか?
以上のように、WEBサイトのファーストビューに動画を入れることは、メリットとデメリットがあることが分かっていただけたかと思います。

  • 「WEBサイトのTOPに動画を取り入れている会社が増えているから、自分の会社にも取り入れたい」
  • 「パッと見でインパクトを与えたいので動画をWEBサイトのTOPに入れたい」

といったように「何となく動画を入れておけば良くなりそう」というのでWEBサイトのファーストビューに動画を導入していたり、導入を検討していたりしていないでしょうか?
WEBサイトののファーストビューに動画を取り入れる際は、自社のWEBサイトの目的やターゲットユーザーに合わせて、適切なコンテンツを選択し、適切なサイズや再生時間、自動再生の有無などを設定することで、WEBサイトの魅力や情報価値を高めることができます。

また動画に関しては、他にも記事がありますので、ぜひ参考にしてください。

動画を使ったマーケティングの重要性

動画マーケティングで失敗しないための6つのポイント

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もし、WEBサイトのコンテンツとして動画を導入を考えておられたり、導入していても成果が出なかったりした際には、一度弊社にご相談してみて下さい。
株式会社K.OFFICEでは課題や予算に合わせて最適なマーケティングやクリエイティブのプランニングをご提案します。

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