こんにちは、株式会社K.OFFICEの奥休場です。
今回は動画マーケティングで失敗しない為のポイントをご紹介します。
あたなのマーケティング活動にぜひ役立ててください。
目次
動画マーケティングとは？
動画マーケティングとは、ビジネスや商品、サービスのプロモーション、販促などを目的として、動画を用いたマーケティング手法のことです。
近年、インターネット上での動画視聴が増加しており、動画マーケティングの需要も急速に拡大しています。
動画マーケティングに関しては、下記の記事でも取り上げておりますので、よかったらご覧ください。
しかし、動画マーケティングを効果的に行うためには、ただ動画を制作し、公開するだけでは不十分です。
今回は、動画マーケティングで失敗しないためのポイントについて紹介していきます。
動画マーケティングで失敗しないためのポイント
1. ターゲットユーザーを明確にする
動画マーケティングを行う上で、ターゲットユーザーを明確にすることは非常に重要です。
どのような人々が興味を持ち、購入したり利用したりするのかを把握することができれば、より効果的な動画を制作することができます。
具体的には、ターゲットユーザーの年齢層、性別、職業、趣味、嗜好などを分析し、それに基づいて動画のコンセプトや内容を決定することが大切です。
例えば、あなたは自転車販売店のオーナーで高単価のスポーツ系のバイクを販売したいとします。
自身が売りたい製品を買う人間はどういった人間か？細かくターゲットを分析していくことで、
・年齢は20代後半〜30代半ばの未婚の男性
・比較的趣味にお金を使える収入のある仕事をしている
・仕事とプライベートのオンオフのメリハリがある生活をしている
・健康志向で身体を動かすことが好き、早起きをしてジョギングをするのが日課
・仕事が休みの日には自転車に乗って、1人でも遠出をする
といったターゲットが浮かび上がったとします。
（これをペルソナといいます。マーケティングにおいて非常に重要な要素です）
どうでしょうか？
ここまで詳細にターゲットをイメージできれば、どういった動画を作ればターゲットに刺さるか、何となく見えてきませんか？
こうやって設定したターゲットに合わせて、コンセプトだったりストーリー、そして動画の長さやどういった発信方法が適切か、ということを考えていきます。
2. コンセプトを明確にする
動画マーケティングにおいて、コンセプトは非常に重要な要素です。
コンセプトが明確になっていない場合、動画の目的やメッセージが伝わらず、効果的なプロモーションができません。
コンセプトを明確にするためには、動画の目的や伝えたいメッセージを明確にし、それを実現するためにどのような映像やストーリーを描く必要があります。
コンセプトを決める上で、以下の点に注意することが大切です。
- 目的
「動画の目的は何か？」
製品やサービスのプロモーション、商品の紹介、会社の理念やブランディングなどが考えられます。 - メッセージ
「伝えたいメッセージは何か？」
メッセージが伝わるような、印象的なシーンやストーリーを考える必要があります。 - 視聴者の感情
「どのような感情を引き起こすことができるか？」
視聴者の共感を呼び起こし、印象に残るような映像やストーリーを作ることが重要です。 - アクション
「何を促すか？」
動画の最後に、視聴者にどのようなアクションを促すかを考える必要があります。
例えば、新しいスマートフォンを販売する場合、コンセプトは「新しいスマートフォン購入を考えている一般消費者に、製品の魅力を伝える」といった具合です。
この場合、伝えるメッセージは、新しい機能やスペックについてです。
視聴者の感情を引き起こすために、映像はスマートフォンの画面や操作方法、使い心地などを見せます。
最後に、視聴者にアクションを促すために、商品の購入方法や予約方法などを示す必要があります。
3. 長さやフォーマットを考慮する
動画マーケティングにおいて、動画の長さやフォーマットを考慮することは非常に重要です。
視聴者は、長い動画や面倒な手続きを求められる動画に興味を持たないことがあります。
そのため、視聴者の興味を引きつけるコンセプトに合わせ、適切な長さを決める必要があります。
一般的に、動画の長さは1分以内が望ましいとされています。
もちろん、動画の内容が魅力的であれば、長さは5分であろうが10分であろうが、ユーザーは見てくれます。
例えば、あなたが自社の製品のすでに興味のあるユーザーにアプローチする手段を持っている場合は、動画を最後まで見てくれる可能性が高い為、時間が長くなっても製品の魅力が存分に伝わる動画を作るのもいいでしょう。
何より目的に応じて動画の長さを考えていくことが重要です。
また、視聴者がスマートフォンで見ることが多い場合には、縦型のフォーマットで制作することも効果的です。
4. 視聴者にとって価値のあるコンテンツを提供する
動画マーケティングを成功させるためには、視聴者にとって価値のあるコンテンツを提供することが重要です。
視聴者は、単なる宣伝や営業トークに飽きてしまうことがあります。
そのため、視聴者にとって役立つ情報や知識を提供することが必要です。
例えば、料理教室を運営する会社があった場合、商品の紹介だけでなく、料理のレシピや調理方法を紹介する動画を作成することが効果的です。また、視聴者からの質問に答えるQ&A動画や、トレンド情報を紹介する情報動画なども人気があります。
提供するコンテンツが価値のあるものであれば、視聴者からの支持を得ることができます。
その結果、ブランドの認知度が高まり、製品やサービスの販売促進につながるでしょう。
5. SNSや動画プラットフォームを活用する
動画マーケティングを成功させるためには、SNSや動画プラットフォームを活用することが大切です。
YouTubeやTikTokなどの動画プラットフォームには、多くの視聴者が集まっています。
SNSや動画プラットフォームを活用することで、広範囲に情報を発信することができます。
特に、動画プラットフォームは、広告に対しての反応が大きいため、ビジネスにとって非常に有効な手段です。
もちろん、SNSによってユーザー層やユーザーのニーズなども異なってきますので、あなたのビジネスに合わせたSNSを選択することが大切になります。
例えば、40代50代のミドル層にアプローチしたいのに、TikTokを使ってもあなたの情報はリーチしませんよね？
事前にリサーチして、無駄な労力をかけないように注意しましょう。
6. 成功事例を参考にする
最後に、成功事例を参考にすることも重要です。
正直、これが一番成功への近道と言っても過言ではないかもしれません。
他社が成功した方法を参考にし、自社の戦略に活かすことができます。
もちろん、そのまま全く同じことをするわけにはいきませんので、他社の成功事例を参考に、あなた独自のプロモーションを行うことが必要になります。
例えば、AppleがiPhoneの発売前に公開した「Introducing iPhone」の動画は、現在でも多くの人々に視聴されています。
この動画は、iPhoneの新しい機能や使い勝手をわかりやすく紹介するもので、大きな反響を呼びました。
このような成功事例を参考にし、自社の動画マーケティング戦略を構築することができます。
ポイントを押さて効果的な動画制作を
まとめると、動画マーケティングを成功させるためには、以下のようなポイントがあります。
- 目的やターゲットを明確にする
- 魅力的な映像やストーリーを描く
- プロモーション戦略を練る
- 視聴者にとって価値のあるコンテンツを提供する
- SNSや動画プラットフォームを活用する
- 成功事例を参考にする
これらのポイントを押さえながら、動画マーケティングを行うことで、ブランドの認知度を高め、売上アップや顧客獲得につながることが期待できます。
ただし、競合他社も同じように動画マーケティングを行っているため、自社の強みや差別化ポイントを明確にし、独自性のある動画コンテンツを提供することが重要です。
また、定期的に効果測定を行い、改善点を把握することで、より効果的な動画マーケティングを実現することができます。
上記を自社で全て内製できれば良いのですが、それを実現するためには人的リソースの確保や制作環境の整備など、色々とハードルがあります。
そういった際には、一度弊社にご相談してみてはいかがでしょうか？
株式会社K.OFFICEでは課題や予算に合わせて最適なマーケティングやクリエイティブのプランニングをご提案します。
まずはお気軽にご相談下さい。